元祖鮎の甘露煮うおすけから老舗の味を全国にお届けします。

　　絵のテーマは「川」です。「川の恵みに感謝」の思いがこめられています。
　　例年のことですが、テーマに合っていない作品が見られます。海や水族館の生物、図鑑から写した魚、川を守るポスター等は、残念ながら審査の対象にはなりません。
　　あくまで対象は「川」ですので、大川でも小川でも、実際に川で見たり、体験したりしたことを、自由に描いて下さい。中でも、自分が存在している作品は、見る側に共感を呼び起こし、描きたかった思いが伝わりました。
　　また、鉛筆やペンにこだわらず、色々な材料を使った作品がふえたのは、うれしいことです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（審査員）

　　今年は、三年生以上の子どもたちの作品に心ひかれるものが多くありました。いろんな場所の川に寄せた作品もあり、その思いと光景を共有できました。
　　この欄でよく五感を働かせてと書きますが、その内の一つか二つの感覚にしぼってみてもいいかもしれません。たとえば、目を閉じて川原に寝転んでみると、背中に石のかたまりを感じたり、日の光を閉じた目や肌で感じたりします。 川のせせらぎもいつもとちがって聞こえることでしょう。そこに詩の入り口が開いていることもあります。自分なりの詩の入り口をさがしてみましょう。テーマは「川」です。 これまで何度も書きましたが、本を読んだり、川に出かけたりして、言葉と心の財産をふやしましょう。また、本誌の詩だけでなく、絵の作品もじっくりみることをすすめます。 絵で物語や詩がえがかれています。そして、来年と言わず今日から詩の入り口をさがしはじめてください。その作品に来年出会うことを楽しみにしています。
　　　　　　　　　　　　　（審査員）