元祖鮎の甘露煮うおすけから老舗の味を全国にお届けします。

　今回でこの公募も十年目を迎え、それにふさわ
しい充実した作品に恵まれました。応募点数も昨
年より三十篇ほど上回り、選ぶのに苦労しました。
選にもれてしまった中にも川や川にまつわるもの
への思いが伝わって来る作品が数多くありました。
来年もあきらめないで応募してほしいものです。
そのときに覚えておいてほしいのは、詩になる瞬
間を見のがさず、心にしっかりメモしておくという
ことです。それを詩の出発点とし、いくつか書いて
読み直し、心に書いたメモとうまく重なるか比べて
みよう。書くのが面倒だと思ったらそこで終わりです。来年まで時間はたっぷり。楽しみにしています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 （審査員）